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屋根塗装の耐用年数を決めるのは?寿命とコストとの関係

屋根塗装の耐用年数は屋根材や塗料、建築材が大きく影響します。

塗料選びで迷ったら費用対効果に優れたシリコン系塗料がおすすめです。

紫外線などのダメージが大きい屋根は外壁よりグレードの高い塗料を選び、劣化サインを見逃さないようにしてください。

 

住宅の中で屋根はもっとも紫外線や雨風、雪によるダメージを受け、傷みやすいため、外壁よりも耐用年数が短めです。

ただし、使用する塗料や屋根材、住宅の立地環境によって耐用年数は変わります。

屋根塗装の耐用年数を決める要素や寿命とコストとの関係、塗装が必要となる劣化症状についてご紹介します。

屋根塗装の耐用年数を決める要素

同じ時期に屋根塗装を行っても、屋根材や塗料の違い、住宅環境によって耐用年数は異なり、次の塗り替えのタイミングも違ってきます。

屋根材や塗料は耐用年数の目安が公表されているので、自宅の屋根材や塗料をチェックし、塗り替え時期の目安としてください。

屋根材の種類

屋根材の種類ごとに塗装のメンテナンスが必要になる時期をご紹介します。

スレート屋根

安価で施工がしやすいため、現在の住宅でもっとも多く使用されているスレート屋根。

かつての日本瓦の多くがスレート屋根に取り替えられました。

ただ、汚れが付きやすく割れやすいという性質があり、定期的に塗装を行い、メンテナンスすることが必要です。

建材の寿命となる耐用年数は15~25年ですが、塗り替え時期は10~12年になります。

トタン屋根

金属製のトタン屋根は軽量で安価なため、戦後に広く普及しましたが、サビやすく雨漏りの原因となるため、現在、一般住宅にはあまり使用されていません。

寿命となる耐用年数は10~20年ですが、10年経たずにサビが発生することもあります。

サビは急速に広がるため、定期的に点検し、サビを確認したら早めに塗装のメンテナンスを行いましょう。

セメント瓦

セメントと砂を混ぜて形成した瓦屋根材で、施工費用は比較的安いですが、防水性や耐久性に劣るため、表面を塗装して保護する必要があります。

塗膜が剥がれるとヒビ割れが起きやすくなります。

耐用年数は30~40年ですが、10年前後で塗装のメンテナンスが必要です。

色褪せや汚れが発生していれば、塗り替えを検討する必要があります。

ガルバリウム鋼板

金属製でも軽量でサビにくいガルバリウム鋼板は、スレート屋根の重ね葺きにも使用可能です。

定期的に塗り替えを行うと耐久性を維持できます。耐用年数は20~30年ですが、10~15年を目安に塗装のメンテナンスを行うことをおすすめします。

日本瓦は塗り替え不要

日本瓦は強度が高く、屋根材の中でも耐久性に優れています。

耐用年数は50~100年以上とされ、基本的に塗装による耐久性向上のメンテナンスを行う必要はありません。

ただし、瓦の下に設置した防水シートの交換などは必要です。

ヒビ割れや欠けがある場合も葺き替えが必要なため、定期的な点検は行うようにしましょう。

塗料の種類

屋根塗装に使用される塗料ごとに、耐久性の目安となる耐用年数をご紹介します。

ウレタン系塗料

シリコン系塗料が普及するまでよく使用されていましたが、耐用年数7~10年程度と短く、最近はあまり使用されません。

密着性と柔軟性に優れ、屋根の色を頻繁に変えたい場合におすすめです。

シリコン系塗料

耐用年数10~13年程度と耐久性を保ちながら、比較的コストもかからないバランスの取れた塗料。

屋根塗装で多く使用されます。

フッ素系塗料

紫外線や酸性雨に強く、汚れも付きにくい優れた塗料で、耐用年数も15~20年程度と長いです。

塗料を密着させるために適切な下塗りが必要ですが、塗り替え回数を減らし、トータルコストを下げることができます。

光触媒塗料

原料の酸化チタンの特性を生かし、付着した汚れを分解、消臭、無害化できる塗料で、美観を保てます。

耐用年数も15~20年程度と長いですが、価格が非常に高額です。

無機系塗料

紫外線で劣化しないセラミックなどを使用した塗料で耐久性、不燃性に優れ、コケや藻が発生しにくい特徴があります。

耐用年数15~25年程度と非常に長く、ビルや施設などにも利用されます。

 

建物の耐用年数も大きく影響する

屋根塗装の耐用年数は住宅に使用する建築材によっても影響を受けます。

建材の耐用年数についてご紹介します。

国税庁発表の建築材の耐用年数

建築材ごとの耐用年数は国税庁が発表しています。

耐用年数は減価償却費として計上できる年数で、建物の限界という意味ではありません。

鉄筋コンクリート

住宅用の鉄骨・鉄筋コンクリート建材の耐用年数は47年です。

木造・合成樹脂

店舗用・住宅用の木造・合成樹脂建材は22年です。

 

建築材の耐用年数を守る塗装メンテナンス

住宅の建材は耐久性に優れていますが、その耐用年数を維持するためにも屋根や外壁の塗装が欠かせません。

建材の耐用年数が分かれば、選ぶ塗料のレベルを考えることができます。

耐用年数が長い塗料が必ずしも適しているわけではなく、それぞれの住宅に合わせた塗料を選ぶことです。

 

塗料選びに迷ったらシリコン系がおすすめ

塗料は耐用年数や機能性、価格のどれを優先すれば良いのか迷ったときは、シリコン系塗料がおすすめです。

現在、屋根塗装でシリコン系塗料がもっとも普及しているのは、それだけの理由があるから。

その理由をご説明します。

費用対効果のメリット

屋根塗装は塗料の費用だけでなく、足場の仮設費用など工事費用がかかるため、安い塗料を使用すると工事を何回も行うことになり、結果的に高コストになります。

また耐用年数が長い高価な塗料を使用しても、外壁や屋根材が先に劣化してしまうと先に工事をすることになり、費用をかけたメリットがありません。

外壁や屋根材と同時に改修できるようにするとメンテナンス費用が抑えられます。

シリコン系塗料は10~13年で塗り替えになり、価格もリーズナブルなので費用対効果が高いです。

商品ラインナップが多彩

ニーズが高いシリコン系塗料は各メーカーからさまざまな商品が出ており、豊富なラインナップから選ぶことができます。

採用実績も多く、信頼性が高い塗料が多いので、安心感があります。

屋根塗料は耐用年数が長い塗料を選ぶ

屋根は外壁よりも紫外線や雪、雨の影響を受けやすく、外壁よりも早く傷みやすいので、外壁と同じレベルの塗料を使用しても、屋根の方から先に塗料が剥げるなど劣化症状が起きてしまいます。

コスト面を考えても、屋根と外壁は一緒に塗り替えるようにした方がメリットは高いです。

同じタイミングに合わせるために、屋根塗装の塗料は耐用年数が長い、グレードの高い塗料を選ぶようにしましょう。

 

劣化症状をチェック

耐用年数だけでなく、劣化のサインが出ていないか確認することが大切です。

サインを見逃すと劣化症状が進み、後でリフォーム費用が高くなるリスクがあります。

自分で屋根に上るのは危険なので、業者に依頼して屋根の状態をチェックしてもらうことをおすすめし
ます。

色褪せ・ツヤ引け

紫外線を長く浴びることで発生する症状で色落ちし、ツヤがない状態です。

外観上の問題だけでなく、撥水性の低下を招き、雨水が浸みやすくなります。

コケや藻が目立つ

塗装が劣化し、防水機能が低下すると屋根材が水分を吸収するため、コケや藻が発生します。

放置すると屋根の下地材が腐食する場合もあるため、メンテナンスが必要です。

ひび割れ

塗膜の保護機能が低下し、屋根材に水分が浸み込み、膨張・収縮を繰り返すとヒビ割れが起きます。

地震の揺れや車が通る振動が影響する場合もあり、そのままでは雨漏りの原因になります。

金属部分のサビや腐蝕

屋根の金属製部材のサビや腐蝕を放っておくと雨漏りに繋がります。

雨漏り

すでに雨漏りしている、またはその跡が見つかる状態。

早急に補修しないと建物全体に被害が及びます。

屋根塗装は屋根材や建築材の耐用年数を調べた上で、塗料のレベルを選ぶようにしましょう。

最適な塗料を選ぶことでトータルコストを下げることができます。

外壁より傷みやすい屋根は、業者に依頼して定期的に点検を行うことをおすすめします。